連続セミナー「タイポグラフィの世界」

連続講座「明朝体の教室」 鳥海修・小宮山博史

連続講座「明朝体の教室」第3回講座「漢字3  錯視が部分のデザインにどう影響するのか」

第3回講座「漢字3 錯視が部分のデザインにどう影響するのか」

この連続講座では、あまり解説されることのない明朝体の細部のデザインについて、なぜそうしなければならないのかを誰もが納得のできる「言葉」で極力説明していこうと考えています。デザインの技法は長い修練の結果自身の体で習得するものですが、しかしそのいくつかが言葉で伝わるのならば、後輩たちに記録として残すことができます。
前回まで縦線の処理と錯視の関係、ハライと縦線が組み合わさったときにおこる問題点とその処理、水平に引いた太さの横画がなぜ右下がりに見えるのか、などに焦点を当ててきました。
今回は横線・縦線・ハライの三種が交差する場合の問題点とその処理、交差するハライが生み出す錯視の回避、縦線と同等の太さを持つ曲線の作り方などを考えてみます。
漢字の基本は横線と縦線が織りなす格子構造ですが、そこにハライや点が加わることで複雑な様相を呈します。書体設計者はその中で生み出される問題点をどう回避し処理していくのか。
講座は部分から全体に話が進んでいきます。

《参加される方へのお願い》
前2回に参加された方はそのときお渡しした配布資料をお持ちください。
今回が初めての方は参加申込みのときにお申し出ください(お申込みフォーム内に参加についてのチェック項目がございますのでそちらで「参加していない」をお選びください)。

《冊子図版訂正のお知らせ》
1回目の内容をまとめた冊子『明朝体の教室1』の図版に2ヶ所誤りがありました。
◉15ページ〈図3〉「鳥海修」でキャプションが「游明朝体」で表示書体は「秀英明朝」
◉35ページ〈図17〉「嗣」のキャプションが「イワタ中明朝体オールドM」で表示書体は「游明朝体 M」
お詫びして訂正いたします。
正しい書体のPDFは下記リンクよりダウンロードしてください。

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《お申し込みの前に》

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過去に開催したセミナー

連続セミナー「タイポグラフィの世界」 全5回

第1回 「恋の四馬路か、虹口の街か」〈明朝体活字の開発と東漸〉
小宮山博史
2010年12月4日〈土〉 印刷博物館
第2回 〈タイプデザイナートーク〉書体デザインの現在と未来
岡澤慶秀/片岡朗/鈴木功/西塚涼子/雪朱里(司会)
2010年12月11日〈土〉 印刷博物館
第3回 日本語活字のゆくえ
石川九楊/鳥海 修(司会)
2011年1月29日〈土〉 国際文化会館 講堂
第4回 明るいブックデザイン 平野甲賀、自作を語る
平野甲賀/日下潤一(司会)
2011年2月8日〈火〉 神楽坂シアターイワト
第5回 『フォントの舞台裏~フォントはデザインだけじゃない、タイプエンジニアたちの話~』
服部正貴/清水克真/狩野宏樹/安東修/佐々木愛(司会)/弓場太郎(コーディネーター)
2011年9月3日〈土〉 阿佐ヶ谷美術専門学校

連続セミナー「東アジアの近代活字史」 全3回

その1 「宣教師の記録から見る美華書館」/宮坂弥代生氏(明治学院大学講師)
「20世紀初頭、中国の宋朝体・正楷書体の開発」/孫明遠氏(西安 西北大学准教授)
2013年3月9日〈土〉 阿佐ヶ谷美術専門学校
その2 「韓国の漢字活字とハングル活字の開発」/劉賢国氏(筑波技術大学教授)
「明治初期の日本語活字書体」/内田明氏(近代日本語活字書体史研究者)
2013年4月13日〈土〉 阿佐ヶ谷美術専門学校
その3 「平野勇造と上海」/山口勝治氏(上海 紅磚国際文化伝播有限公司)
「上海修文書館」/板倉雅宣氏(印刷活字史研究者)
2013年5月11日〈土〉 阿佐ヶ谷美術専門学校

連続セミナー3「タイポグラフィの世界――書体デザイン」 全6回

その1 「仮名の開発――株式会社キャップスの文麗・蒼穹・流麗・文勇の仮名を中心に」
字游工房 鳥海修
2013年9月21日〈土〉
その2 「字の形・字でない部分の形」
モノタイプ社 小林章
2013年11月9日〈土〉
その3 「台湾における漢字書体設計の世界」
ダイナコムウェア コーポレーション C.C.Tien
2013年12月7日〈土〉
その4 「筑紫明朝-L開発とその後の筑紫書体の展開」
フォントワークス株式会社 藤田重信
2014年1月11日〈土〉
その5 「書体制作のこだわり ~黎ミン開発~」
モリサワ文研株式会社 小田秀幸
2014年2月1日〈土〉
その6 「凸版書体の改刻と電子化時代の文字」
凸版印刷株式会社 田原恭二
2014年3月22日〈土〉

連続セミナー タイポグラフィの世界4「ブックデザインと書体」 全5回

第1回 「羽良多平吉のブックデザインと書体」
羽良多平吉/Interviewer:日下潤一、正木香子
2014年11月1日〈土〉
第2回 「祖父江慎のブックデザインと書体」
祖父江慎/Interviewer:日下潤一、正木香子
2014年12月6日〈土〉
第3回 「鈴木成一のブックデザインと書体」
鈴木成一/Interviewer:日下潤一、正木香子
2015年1月24日〈土〉
第4回 「日下潤一のブックデザインと書体」
日下潤一/Interviewer:鳥海修、正木香子
2015年4月25日〈土〉
第5回 「南伸坊のブックデザインと書体」
南伸坊/Interviewer:日下潤一、正木香子
2015年5月16日〈土〉

連続セミナー「タイポグラフィの世界」特別企画

講演会 「近代ハングル活字の誕生とその意味」
劉賢国/Interviewer:鳥海修(字游工房)、小宮山博史(佐藤タイポグラフィ研究所)
2016年1月16日〈土〉

連続セミナー タイポグラフィの世界5「小宮山博史との対話」全6回

対話1 「原字を見る」
岩井悠(字游工房)、半田藍(タイプバンク)、本多育美(イワタ)
2016年9月10日〈土〉
対話2 「文字を味わう」
正木香子
2016年10月15日〈土〉
対話3 「書の文字、活字の文字」
石川九楊
2016年11月5日〈土〉
対話4 「日本語書体のデザイン」
鳥海修
2016年12月3日〈土〉
対話5 「僕の好きな本20選」
日下潤一
2017年1月21日〈土〉
対話6 戦後日本の金属活字
髙内一
2017年3月11日(土)

連続セミナー「タイポグラフィの世界」6 全4回 「金属活字考」

第1回 髙内一「ベントン彫刻機の転用と終焉」、伊藤伸一「ハンドモールドの実演」
2017年11月18日(土)
第2回 正木香子「精興社書体、完成までの6ヶ月 〜君塚樹石と活字の新時代〜」
2017年12月16日(土)
第3回 内田明「日本語活字を読み込む」
2018年1月27日(土)
第4回 宮山博史「めずらしい活字見本帳いろいろ」
2018年3月10日(土)

連続セミナー「タイポグラフィの世界」特別企画 日・中・韓タイポグラフィセミナー&シンポジウム
東アジアの漢字書体、その現在と未来/2018年9月1日〈土〉

セミナー講師 韓国
洪允杓(ホン・ユンピョウ)/韓国延世大学校国語国文学科教授 「ハングルと宗教について」
李起盛(イ・キソン)/韓国編集学会会長 「韓国文化部書体開発について」
台湾
蘇精(シュウ・チン)/台湾国立雲林科技大学漢学資料整理研究所教授 「上海美華書館二号ベルリン製明朝体」
シンポジウム「東アジアの書体デザイン」出席者 日本
小宮山博史/佐藤タイポグラフィ研究所
鳥海修/有限会社字游工房
韓国
金璟道(キム・キョンド)/韓国編集学会副会長
劉玎淑(ユ・ジョンスク)/韓国江原大学校講師
中国
汪文(ワン・ウェン)/方正フォント副タイプディレクター
孫明遠(ソン・ミンユエン)/西北大学美術学院准教授
司会進行:小畠正彌/ダイナコムウェア株式会社

連続講座「明朝体の教室」小宮山博史・鳥海修

第1回講座 「漢字1―錯視の回避」
2018年11月17日〈土〉
第2回講座 「漢字2―錯視の回避と部分のデザイン」
2019年1月12日〈土〉