”LOCUS(居留地)“展は東京の阿佐ヶ谷美術専門学校とノーウィッチ美術デザイン大学との交流プログラムです。
日本とイギリスの二つの美術デザイン学校は、2004年から”LOCUS“を共通テーマにして交流をしています。
場所と文化や生活は深く結びついています。グローバル化がいくら進んでも、場所と結びついた文化や生活の特殊性がなくなることはないでしょう。
”LOCUS“展の目的は、東京とノーウィッチとの特別な場所と結びついている文化と生活をその場所で体験して、それをアートやデザインの作品に結晶させることです。
早見堯
(阿佐ヶ谷美術専門学校 研究科科長 国際交流センタースタッフ)
第6回目の”LOCUS 2009“展は、ノーウィッチ美術大学(NUCA)ファインアート科の学生と阿佐ヶ谷美術専門学校(ASABI)イメージクリエイション科の学生との授業交流です。
今プログラムでは、互いの国の「現在」を入り口とし、それぞれの国の文化的特性や風土、国民性などを理解しながら、それらの情報を視覚化し作品化するというものです。
まず、我々が考えたのは、互いの国の学生が制作した作品を交換するだけの展覧会にするのではなく、「過程」を大切にしたいということでした。
それぞれの国の学生たちがリサーチしたヴィジュアルイメージの交換やディスカッションをネット上で行いながら、並行して作品制作を行い、作品交流展を最終到達点として、より一層の両校学生間の文化的な国際交流を目指します。
実施にあたり、プログラムは次の5つのステップで構成されます。
| step 1 | リサーチ |
|---|---|
それぞれの国の学生は、自分の学校を中心とした指定された地域の中から、今、興味深い文化的な事象や施設などをピックアップしてリサーチする。 |
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| step 2 | 情報交換 |
互いの国の情報から、興味のある情報に対して質問をする。 |
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| step 3 | プランニング |
得られた情報から、作品につながるイメージを検討。 |
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| step 4 | 制作 |
サイトでの交流を続けながら、作品を制作。 |
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| step 5 | 交流展覧会 |
作品展の交流。 5月、NUCA 絵画専攻主任のモリー・トムソン女史がASABI来校。滞在制作。人形町VISION'Sで展示。 |
以上、このプログラムを通じて、それぞれの国の学生が新しい発見や、可能性を見出し、交流自体の将来的発展の道筋が見えることを願います。
福田由紀夫
(阿佐ヶ谷美術専門学校 イメージクリエイション科科長)