野村和弘 展 「鐘なき礼拝所」

野村和弘 展 「鐘なき礼拝所」
展示会期2004年12月07日[火]〜12月25日[土]
開廊時間12:00-19:00(最終日のみ17:00まで、日曜祝日休廊)
展示作家 野村和弘

野村和弘の今回の個展は、滞独中1989年に始められたシリーズの中でも、壁画形式の作品で構成されます。
これは、近年、オブジェ形式の作品を織りまぜながら発表してきた作家にとっても、1997年の秋山画廊での個展以来の試みです。
それが意欲的な取り組みであるということは、展覧会タイトルからも読み取ることができますが、作家が長年思考してきた「無神論的でありながらも、生に必要な何かを得んがための場」、その可能性に対する一つの 答えと做しえるに違いありません。
ややもすれば、時代錯誤の気難しいテーマと映りかねませんが、軽やかさを身につけた作家のスタンスは、ゆえにこそタイムリーな鮮やかな切り口として回帰してくるはずです。
「見る」こと、人が美術と対面するに適切な場所、本来的なギャラリー、美術館等のあり方、しいては美術自体の存在意義までも含めて再考を促してくれることでしょう。
なお初日には作家本人によるパフォーマンスも用意されています。 帰国して10年となった野村の展覧会を、ぜひ御高覧下さいますようお願い申し上げ ます。