この連続セミナーは『タイポグラフィの基礎』(誠文堂新光社)の刊行を記念して、12月から来年3月までの間に5回にわたって開催するものです。
ここでは現代のタイポグラフィの基礎となる「文字・書・活字・書体デザイン・ブックデザイン・電子媒体」をテーマとし、講師と参加者の世代や専門をこえた対話・討論を通して、その過去・現在・未来について考えたいと思っています。
印刷物からプロダクト、公共空間、ネットの世界まで、いまやタイポグラフィは私たちの日常に深くかかわっています。それゆえ、この領域に携わる専門家はさまざまな立場からの意見・解釈を受け止める必要があります。専門家以外の人びとにとっても、タイポグラフィへの眼差しは重要なものになっています。
また、タイポグラフィという領域は一般に思われるほど完成されたものではなく、まだまだ未開拓・未知の世界が広がっているようにも思われます。
本セミナーはこのような状況のなか、さらに豊かなタイポグラフィの世界の実現に向けた小さな、しかし確かな一歩として企画されました。タイポグラフィに興味を持つ多くの方がたの参加をお待ちしています。
